神奈川県相模原市は市内のクリーニング工場跡地からテトラクロロエチレンによる土壌・地下水汚染が判明したことを受け、周辺地区の地下水調査を実施。その結果を発表しました。
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/035/291/20170126_04.pdf
2016年、相模原市中央区淵野辺のクリーニング工場を承継した事業者(土地所有者)が、その跡地において、土壌汚染対策法および神奈川県生活環境の保全等に関する条例に基づき土壌汚染状況調査を行ったところ、テトラクロロエチレンによる土壌・地下水汚染が判明。
テトラクロロエチレンの土壌溶出量は基準の1,700倍に当たる17mg/L、地下水濃度は基準の100倍の1.0mg/L検出されました。
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/035/073/20161222_04.pdf
市が2017年1月16〜17日、周辺地区の7カ所で地下水調査を実施したところ、生活用の6カ所で地下水の環境基準を下回り、事業用の1カ所で基準を超過していました。
今後、市では事業者(土地所有者)に対し土壌・地下水汚染対策を適切に実施するよう指導するとともに、地下水モニタリングを継続して行う予定だとしています。