2017年6月21日

5月のチェーンストア販売、衣料品2.2%減

日本チェーンストア協会が平成29年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数9,434店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆831億2,466万円(前年比1.8%減)でした。
概況として、5月は食料品は相場安の影響で農産品が苦戦。衣料品も月前半の気温低下も影響し苦戦し、住関品の動きも鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は953億9,084万円で、前年同月比2.2%減でした。
部門別では、
紳士衣料  183億7,936万円(前年比2.4%減)
婦人衣料  277億3,440万円(前年比3.8%減)
その他衣料 492億7,708万円(前年比1.3%減)

紳士衣料は、紳士衣料は、ジャケット、スラックス、ニットショートパンツ、夏物ブルゾンなどの動きは良かったが、スーツ、カッターシャツ、カジュアルシャツ、ジーンズなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、スーツ、ジャケット、スカーチョ、カットソーなどの動きは良かったものの、フォーマル、ブラウス、スカート、デニムなどは不調に終わった。
その他衣料・洋品は、母の日の関連で婦人バッグやエプロン、婦人・子供パジャマ、紳士・婦人・子供肌着、男児半袖Tシャツ、スクール水着、スニーカーなどは好調だったが、男児ハーフパンツ、女児スカート、ベビー服、レイングッズなどは不調だった。