日本チェーンストア協会が平成29年10月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数9,744店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆590億1,131万円(前年比1.9%減)でした。
概況として、10月は食料品は農産品が相場の影響を受け苦戦、衣料品、住関品ともに長雨などの天候不順や台風の影響もあり低調だったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は896億884万円で、前年同月比1.8%減でした。
部門別では、
紳士衣料 180億1,705万円(前年比2.9%減)
婦人衣料 251億2,736万円(前年比3.9%減)
その他衣料 464億6,443万円(前年比0.2%減)
紳士衣料は、スーツ、アウター、トレーナー、カジュアルシャツなどはまずまずの動きだったが、カジュアルパンツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ジャケット、ニット、アウター、カットソーなどの動きが良かったが、フォーマル、ブラウス、カジュアルパンツ、長袖シャツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人肌着、男児・女児アウター、レイングッズなどの動きは良かったものの、ベビーウェア、子供ブーツ、婦人バッグなどの動きは鈍かった。