2018年1月27日

12月のチェーンストア販売、衣料品2.4%増

日本チェーンストア協会が平成29年12月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数9,904店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆2,869億7,760万円(前年比0.9%増)でした。
概況として、12月は食料品では相場高の影響もあり農産品が好調、衣料品も比較的低気温だったこともあり季節商品を中心に動きが良かった。住関品の動きは鈍かったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,019億8,762万円で、前年同月比2.4%増でした。
部門別では、
紳士衣料  209億3,286万円(前年比1.1%増)
婦人衣料  251億6,122万円(前年比0.2%増)
その他衣料 558億9,354万円(前年比3.9%増)

紳士衣料は、セーター、トレーナー、ベスト、ジャンパー、カジュアルパンツなどは好調だったが、スーツ、コート、ドレスシャツ、カジュアルシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ジャケットコート、ライトダウンジャケット、セーター、レギンスなどの動きは良かったが、スーツ、フォーマル、スカート、ブラウス、ニットなどは苦戦した。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人肌着、紳士・婦人靴下、手袋・マフラーなど好調だったものの、男児・女児トレーナー、男児・女児アウター、ベビー用品、レイングッズなどの動きは鈍かった。