日本チェーンストア協会は「平成29年度暦年のチェーンストアの販売概況」を発表しました。
2017年の売上高総額は約12兆9,175億円で対前年比(店舗数調整後)で0.9%減でした。
https://www.jcsa.gr.jp/public/data/H29_rekinen.pdf
売上高の概況について、1〜3月は食料品は比較的堅調な動きだったが、衣料品、住関品は天候不順の影響などもあり伸び悩んだ。
4月以降は、食料品はまずまずの動きだったが、衣料品、住関品は気温低下も影響し動きは鈍かった。
7月以降も、食料品は農産品が相場安の影響もあり苦戦し、衣料品、住関品は天候不順要因もあり総じて動きが鈍かった。
9月は、食料品では農産品が苦戦し食中毒問題で惣菜も苦戦、住関品の動きも鈍かったが、衣料品は堅調に推移した。
10〜11月は、食料品では相場安の影響で農産品が苦戦、衣料品、住関品も長雨や台風など天候不順の影響を受け苦戦した。
12月は食料品、 衣料品の動きは良かったものの、住関品の動きは鈍かった。
と分析しています。
衣料品を見てみると、売上高は1兆720億9,740万円で、前年比2.3%減。
商品別では、
紳士服・洋品 2,081億9,346万円(前年比3.1%減)
婦人服・洋品 3,066億892万円(前年比4.0%減)
その他の衣料・洋品 5,572億9,502万円(前年比1.0%減)
となっています。