日本チェーンストア協会が平成31年3月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数58社(店舗数10,596店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆814億5,183万円(前年比0.5%増)でした。
概況として、3月は食料品は農産品が相場安から苦戦したが、その他の商品はまずまずの動きだった。衣料品は苦戦したが、住関品が堅調に推移したことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は890億7,745万円で、前年同月比1.5%減でした。
部門別では、
紳士衣料 158億4,651万円(前年比2.3%減)
婦人衣料 258億6,803万円(前年比3.0%減)
その他衣料 473億6,291万円(前年比0.3%減)
紳士衣料は、スーツ、ドレスシャツ、春物セーター、カットソー、カジュアルシャツなどの動きは良かったものの、ジャケット、スラックス、長袖ポロシャツ、ボトムなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、スーツ、スカート、ブラウス、春物チュニックなどの動きが良かったが、フォーマル、ジャケット、カジュアルシャツ、パンツ、春物ニット、カットソーなどは苦戦した。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナーシャツ、男児Tシャツ、婦人バッグなどの動きは良かったが、紳士・子供長袖パジャマ、ストッキング、スクール関連、男児ハーフパンツ、ベビー用品、ビジネスシューズなどの動きは鈍かった。