2019年4月15日

クリーニングは...「平成」振り返る、東京ガス

東京ガス都市生活研究所は蓄積してきたデータを基に「平成」という時代を、ある家族の物語とともに4回の連載で振り返る都市生活レポートを発行。第1回は「住まい」をメインテーマに平成元(1989)年を振り返ります。
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000281.000021766&g=prt

この中の「暮らし」の項目では、クリーニングについても触れられています。
この時代のビジネスマンは、パリッと糊のきいたワイシャツで出勤するのが当たり前でした。セーターやワイシャツなどをクリーニングに出す家庭が6割を超えていました。その後、形状記憶素材を用いたノーアイロンワイシャツの登場、クールビズに端を発したビジネスファッションのカジュアル化、節約志向の浸透などによって、クリーニング店を利用する機会は、次第に減少していくことになります。
東京ガス都市生活研究所「生活定点観測調査」によると、セーターやワイシャツ等をクリーニングに出す人は1990年は64.3%でしたが、2017年には29.4%まで減少しています。