2019年5月23日

4月のチェーンストア販売、衣料品7.0%減

日本チェーンストア協会が平成31年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数58社(店舗数10,619店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆642億6,949万円(前年比1.0%減)でした。
概況として、4月は食料品はまずまずの動きだった。衣料品は天候不順の影響を受け苦戦、住関品は堅調に推移したが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は822億6,851万円で、前年同月比7.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料  146億3,701万円(前年比11.9%減)
婦人衣料  214億9,673万円(前年比10.4%減)
その他衣料 461億3,477万円(前年比3.5%減)

紳士衣料は、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、アウター、カットソーなどはまずまずの動きだったが、スーツ、ジャケット、長袖ポロシャツ、ボトムなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、フォーマル、シャツ・ブラウス、カーディガン、チュニックなどの動きは良かったものの、スーツ、スカート、トップス、カットソー、ボトムなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、婦人長袖インナー、男児ロングパンツ、子供靴下、婦人バッグ、レイングッズなどの動きは良かったが、紳士・婦人・子供パジャマ、紳士肌着、男児ハーフパンツ、婦人下着、ベビー用品、UV関連商品、婦人靴などの動きは鈍かった。