日本チェーンストア協会が2019年9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数55社(店舗数10,515店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆172億3,281万円(前年比2.8%増)でした。
概況として9月は、衣料品は気温高の影響もあり季節商品の動きが鈍かったが、住関品では駆け込み需要が見られたこともあり好調だったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は661億6,561万円で、前年同月比0.8%増でした。
部門別では、
紳士衣料 100億9,894万円(前年比7.9%減)
婦人衣料 178億4,019万円(前年比2.5%減)
その他衣料 382億2,648万円(前年比5.1%増)
紳士衣料は、スーツ、ドレスシャツ、カジュアルパンツなどの動きは良かったものの、ジャケット、スラックス、カジュアルシャツ、ブルゾン、長袖ポロシャツ、ジーンズなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、フォーマル、ワンピース、婦人羽織物などの動きが良かったが、スカート、レギンス、カットソーなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人肌着、婦人下着、ベビーインナー、紳士靴下、紳士靴、婦人バッグなどの動きは良かったものの、紳士・婦人パジャマ、子供ホームウェア、男児パンツ、子供長袖Tシャツ、婦人ブーツ、レイングッズ関連などの動きは鈍かった。