2022年2月25日

1月のチェーンストア販売、衣料品3.9%増

日本チェーンストア協会が2022年1月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数11,917店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,091億32万円(前年比4.0%増)でした。
概況として1月は、新型コロナウイルス感染症の感染者の激増から行動自粛の呼び掛けもあり、内食化需要の傾向が見られ食料品はまずまずの動きだった。衣料品もまずまずの動き、住関品も堅調に推移したことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は585億5,316万円で、前年同月比3.9%増でした。
部門別では、
紳士衣料  115億5,591万円(前年比11.0%増)
婦人衣料  146億4,373万円(前年比5.9%増)
その他衣料 323億5,352万円(前年比0.7%増)

紳士衣料は、スーツ、フォーマル、スラックス、ドレスシャツ、セーター、裏起毛トレーナーなどはまずまずの動きだったが、カジュアルシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、フォーマル、ジャケット、パンツ、スラックス、セーター、ニット、フリース、 裏起毛レギンスパンツなどはまずまずの動きだったが、コート、ボトム、レギンスタイツなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士リラクシング、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、子供用マスク、靴下、レッグウォーマー、ひざ掛け、帽子、レイングッズ、ブーツなどはまずまずの動きだったものの、女児ロングパンツ、婦人下着、スクール衣料などは苦戦した。