2022年3月28日

2月のチェーンストア販売、衣料品9.1%減

日本チェーンストア協会が2022年2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数11,792店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆171億5,072万円(前年比6.1%増)でした。
概況として2月は、新型コロナウイルス感染症の感染者の激増から政府がまん延防止等重点措置を適用したこともあり、内食化需要の傾向が続き食料品の動きは好調だった。衣料品は苦戦したが、住関品が堅調に推移したこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は407億6,797万円で、前年同月比9.1%減でした。
部門別では、
紳士衣料  75億5,899万円(前年比15.1%減)
婦人衣料  104億3,324万円(前年比6.9%減)
その他衣料 227億7,574万円(前年比8.0%減)

紳士衣料は、スーツ、ジャケット、コラボTシャツなどはまずまずの動きだったが、セーター、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、裏毛トレーナーなどは苦戦した。

婦人衣料は、スーツ、ジャケット、パンツ、ニット、 レギンスパンツなどはまずまずの動きだったが、セーター、シャツ・ブラウスなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、婦人インナー、男児・女児ダウンジャケット、スクール衣料、冬物靴下、手袋・帽子、傘などはまずまずの動きだったものの、紳士・婦人・子供肌着、子供キャラクターパジャマ、男児ロングパンツなどの動きは鈍かった。