■FBS福岡放送:原油価格高騰続く…新たな需要の掘り起こしも
価格上昇が続いているなか、ウクライナ情勢が拍車をかけ私たちの生活と直接つながる業界を直撃しています。クリーニング店には欠かせない物にも値上げの波が・・・。和光舎クリーニング・木山宙明社長「コロナ禍でダブルパンチ、トリプルパンチの状態、さらに追い打ちをかけるように原油高」。同店ではコインランドリーを併設していますが、コロナ禍を受けて、接触を減らすことができる最新の洗濯乾燥機を先週、導入。「クリーニング自体はコロナ禍で売り上げが平均で20%から30%減少したが、コインランドリーはそこまで大幅な減少ではないということがわかった。生活習慣の一部になっているということでそこに注力して、力を入れていこうと思っている」
■KKB鹿児島放送:鹿児島県ガソリン価格は182.1円に
原油価格の高騰はクリーニング店にも影響が及んでいます。石油系の溶剤は3割近く値上がりし、石油製品の洋服を包むビニールやプラスチックハンガーも2割程度値上がりしているといいます。リッシン・迫田立樹代表「どこの業者様も同じだと思うが、おそらく若干の価格の改定は致しかたないような状況」。クリーニングで使用する溶剤の量を最小限にするなど企業努力で今後価格の値上げは極力避けたいとしています。
■熊本日日新聞:ガソリン高騰どこまで 熊本県内「家計への影響大きい」
「ホワイト急便」を展開する「日本さわやかグループ」(熊本市)ではボイラー燃料の重油のほか、プラスチック製ハンガーや洗剤に使う石油系溶剤が値上がりし、コストが1年で1割以上増えた。コロナ禍で外出着を中心に需要が伸び悩む「ダブルパンチ」の状態。担当者は「もうしばらく企業努力で乗り切りたいが、原油高の出口が見えない中、どこまで価格転嫁せず耐えられるか…」と不安を口にした。