日本チェーンストア協会が2022年12月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数10,683店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆3,436億6,664万円(前年比2.7%増)でした。
概況として12月は、エネルギー料金などの高騰もあり節約志向が見られるものの、食料品は店頭価格の上昇から堅調に推移。衣料品は気温の低下とともに季節商品が動き、住関品は旅行・行楽需要関連商品などの動きが良かったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は830億4,305万円で、前年同月比7.5%増でした。
部門別では、
紳士衣料 141億4,208万円(前年比3.1%増)
婦人衣料 171億4,436万円(前年比3.7%増)
その他衣料 517億5,661万円(前年比10.2%増)
紳士衣料は、コート、ジャケット、セーター、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、アウターなどの動きは良かったが、スーツ、スラックス、カジュアルシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ジャケット、スラックス・パンツ、レギンズパンツ、アウター、ボトムなどの動きは良かったものの、フォーマル、コート、スカート、ニットなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、スクール衣料、ルームソックス、スニーカー、ブーツ、マフラー、手袋などは動きが良かったが、婦人リラクシング、子供パジャマ、女児ワンピース、子供靴、ひざ掛け、ストッキング、レイングッズなどの動きは鈍かった。