2024年5月24日

4月のチェーンストア販売、衣料品19.0%減

日本チェーンストア協会が2024年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数47社(店舗数9,155店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆146億3,207万円(前年比0.4%増)でした。
概況として4月は、食料品は節約志向からの買上点数減少が見られたが、農産品の相場高や店頭価格上昇もありまずまずの動きだった。衣料品は天候不順の影響もあり動きが鈍かったが、住関品はまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は515億9,624万円で、前年同月比19.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料  89億2,391万円(前年比14.4%減)
婦人衣料  132億8,351万円(前年比17.6%減)
その他衣料 293億8,882万円(前年比20.9%減)

紳士衣料は、紳士衣料は、フォーマル、カジュアルシャツ、春物ポロシャツ、Tシャツ、春物アウターなどはまずまずの動きだったが、スーツ、ドレスシャツ、カジュアルパンツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、ブラウス、春物カットソー、アンクルパンツ、レギンスパンツ、トップスなどの動きはまずまずだったが、スーツ、カラーフォーマル、ボトムなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人肌着、スクール衣料、鞄、スニーカー、レイングッズなどはまずまずの動きだったが、子供パジャマ、子供肌着、スクール水着、靴下、紳士・婦人・子供靴、帽子などの動きは鈍かった。