2024年8月22日

7月のチェーンストア販売、衣料品10.1%減

日本チェーンストア協会が2024年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数47社(店舗数9,253店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆598億8,434万円(前年比1.0%減)でした。
概況として7月は、食料品は節約志向から買上点数の減少が続いているが、店頭価格の影響もありまずまずの動きだった。住関品もまずまずの動きだったが、衣料品は季節商品を中心に動きが鈍く、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は586億142万円で、前年同月比10.1%減でした。
部門別では、
紳士衣料  94億5,966万円(前年比13.1%減)
婦人衣料  176億1,666万円(前年比7.7%減)
その他衣料 315億2,510万円(前年比10.5%減)

紳士衣料は、フォーマル、スラックス、ポロシャツ、カジュアルシャツ、カットソー、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、半袖ドレスシャツ、カジュアルパンツ、ショートパンツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、ワンピース、ブラウス、ポロシャツ、カジュアルシャツ、7分袖シャツ、Tシャツ、ボトム、タンクトップ、キャミソール、冷感レギンスパンツなどの動きはまずまずだったが、カラーフォーマル、カジュアルパンツなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士ルームウェア、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、カジュアルシューズ、婦人バッグ、婦人帽子、手袋、日傘、レイングッズなどはまずまずの動きだったが、紳士肌着、紳士・婦人水着、スクール水着、浴衣、甚平、子供服、ベビー服、ネクタイ、紳士カジュアルバッグ、婦人靴、カジュアルサンダル、ストッキング、靴下などの動きは鈍かった。