2024年10月31日

搬送アシストロボット、“超”モノづくり部品大賞受賞

日本精工株式会社(本社東京、市井明俊社長)は「医療従事者にも患者にも嬉しい搬送アシストロボットMOOVO(ムーボ)」が、2024年“超”モノづくり部品大賞の「日本力賞」を受賞したことを発表しました。

MOOVOは医療現場での負担軽減を目指し、医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院の協力の下で、ストレッチャー搬送の支援のために開発。片手での簡単なリモコン操作のみで、医療従事者による自由自在なストレッチャー搬送を実現しました。既存のストレッチャーにアタッチメントを取り付けるだけで装着できるため、ロボット導入時に発生するコストや負担を軽減できるとしています。

同社では引き続きユーザの声をもとにした製品改良を重ね、今後はベッド搬送やリネンサプライなどの搬送にも適用拡大していく予定とのこと。

アウトドア用撥水加工、クリーニング志村で受付

株式会社そらのした(本社山梨県富士吉田市、室野孝義社長)は、アウトドア専門撥水加工サービス「droproof」の受付をクリーニング志村の一部店舗で2024年11月1日より開始すると発表しました。

アウトドアウェアではゴアテックスなどの特殊な防水透湿性素材が使われることがありますが、撥水性能が失われた際には回復させる処理が必要になります。同社の撥水加工サービス「droproof」はより専門的な設備や薬剤を使うことで、耐久性の高い処理ができることが特徴。また処理により透湿性を損なわない、シームテープ剥がれや剥離などの不具合を発生させないなど、透湿性素材の専門知識や技術を持っているとのこと。

従来、配送のみで受け付けていた「droproof」ですが、クリーニング志村の本店、石和店、八田店で店頭受付を行います。

2024年10月30日

特許庁広報誌、おしぼりのFSXを紹介

特許庁は広報誌「とっきょ」Vol.62(2024年10月28日発行号)を発行しました。

今号では、特許権や商標権を活用して「おしぼり」の高付加価値化に取り組み、令和5年度の知財功労賞(特許庁長官表彰)を受賞したFSX株式会社(本社東京都国立市、藤波克之社長)も取り上げられています。

2024年10月29日

クリーニング所は70,670施設に

厚生労働省の令和5年度衛生行政報告例よると、2023年度の全国のクリーニング所施設数は計70,670施設で、前年より4.6%減少となりました。内訳は、
  • 一般施設:17,067施設(前年度17,801施設)
  • 取次所 :50,192施設(前年度52,784施設)
  • 指定洗濯物取扱施設:3,411施設(前年度3,498施設)
また無店舗取次店営業者数は2,266(前年度2,217)でした。

施設数の減少傾向が続いていますが、この15年あまりでほぼ半減したことになります。 
都道府県別など詳細データはクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_store/index.html

2024年10月25日

9月の百貨店売上、衣料品0.9%増

日本百貨店協会が2024年9月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店70社178店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,229億円、前年同月比で2.3%増。31カ月連続のプラスとなりました。
9月の特徴としては、増勢が続く高付加価値商材とインバウンドが牽引した。猛暑日が続く記録的な残暑の影響を受け、秋物等季節商材の動きは鈍かったが、夏物アイテムやUVケア商品等は好調に推移。主力の衣料品はカジュアルウエアや薄手の羽織物等の他、下旬の気温低下によりジャケットなども動いた、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,109億9,320万4千円で、前年同月比0.9%増。31カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 203億7,349万5千円(前年比1.4%増)
  • 婦人服・洋品 789億4,377万1千円(前年比1.0%増)
  • 子供服・洋品 57億8,423万9千円(前年比1.1%増)
  • その他衣料品 58億9,169万9千円(前年比2.6%減)
となっています。

ワタキューとCaSyが合弁会社、高齢者向けサービスで

ワタキューホールディングス株式会社(本社京都市、村田清和社長)は株式会社CaSy(本社東京、加茂雄一社長)と、高齢者に対する家事代行サービス等を中心とした総合的なサービスプラットフォームの提供を行うための合弁会社を設立すると発表しました。

高齢者とその家族が「大切なことを、大切にできる時間を創る。」ことができるよう、CaSyのテクノロジーとワタキューグループのアセットを活用した、革新的なサービスプラットフォームを構築していくとしています。

■合弁会社の概要
  • 株式会社タノシルバ(東京都品川区上大崎、大谷幸平社長)
  • 資本金:1億3,500万円
  • 出資比率:ワタキューホールディングス株式会社 87%、株式会社CaSy 13%
  • 設立日:2024年11月上旬

2024年10月24日

WASHハウス、期間限定で無料営業

WASHハウス株式会社(本社宮崎市、児玉康孝社長)は2024年10月25日から10月27日まで、全国322店舗でセルフランドリー無料営業を実施します。

期間中、WASHハウスアプリ利用に限り、対象店舗の全機械を無料で利用できます(会員1名当たり1日3回を上限)。

セルフランドリー無料営業は、洗濯中に必ず待ち時間が発生するというコインランドリーの特徴を活かした反応率の高い広告枠を提供するWASHハウスアプリを活用した取り組み。同社は将来的にWASHハウスアプリをはじめとした広告収入により「洗濯を無料で提供する」ことを目標に掲げているとのこと。

2024年10月23日

白洋舍、株主優待制度を一部変更

株式会社白洋舍(本社東京、五十嵐瑛一社長)は、株主優待制度を一部変更すると発表しました。

2024年12月末日の基準日分より株主優待制度を一部変更し、長期優待制度を導入するもので、主な変更点は次のとおり。
  • 継続保有期間を半年以上とする条件の追加
  • 長期保有株主優待制度の新設
  • クリーニング優待券の内容変更

9月のチェーンストア販売、衣料品2.4%増

日本チェーンストア協会が2024年9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数47社(店舗数9,301店)の販売データをまとめたもので、総販売額は9,945億1,727万円(前年比1.0%増)でした。
概況として9月は、食料品は節約志向もあり買上点数の減少は続いているが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は良かった。衣料品、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は444億9,873万円で、前年同月比2.4%増でした。
部門別では、
紳士衣料  66億1,984万円(前年比2.8%増)
婦人衣料  118億5,183万円(前年3.9%増)
その他衣料 260億2,706万円(前年比1.6%増)

紳士衣料は、セットアップジャケット、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ショートパンツ、カットソーなどはまずまずの動きだったが、ジャケット、スーツ、フォーマル、ポロシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、ワンピース、シャツ・ブラウス、カジュアルシャツ、カットレングスパンツ、カットソーなどの動きは良かったものの、ビジネススーツ、ジャケット、フォーマル、トップス、ニットなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士ルームウェア、スニーカー、婦人靴、婦人バッグ、日傘、レイングッズなどはまずまずの動きだったが、紳士肌着、子供衣料品、子供パジャマ、紳士装飾品などの動きは鈍かった。

「日本クリーニング新聞」2041号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2024年10月20日号(第2041号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 中園HDアジアへ発信〜増加する富裕層狙って
  • 「フェスタ」続報/出展状況50社越す勢い
  • 現場の声9月・夏場の危機脱す
  • 北海道健誠社/2度目の環境融資を締結
  • TeMA11月公開講座・週休1日から2日へ
  • 熟練度不要のパフ仕上機(東信精機)
  • 折目加工協議会・営業研修会「お客目線がポイント」
  • 色々な決済に対応(三井住友カード)
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2024年10月21日

CVSベイエリアが第2四半期決算を発表

株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア(本社千葉市、泉澤摩利雄社長)が2025年2月期第2四半期決算の連結業績(2024年3月1日から8月31日)を発表しました。
http://www.cvs-bayarea.co.jp/ir/results.html

それによると、
  • 営業総収入:39億100万円 (前年同期比4.0%増)
  • 営業利益 :2億8,200万円 (同0.5%増)
  • 経常利益 :3億1,300万円 (同0.6%増)
  • 純利益  :8億1,500万円 (同240.5%増)
でした。

決算短信によると、個人向けクリーニングは、マンションフロント事業との親和性も高く今後の需要拡大も見込まれるハウスクリーニングや保管サービス等の新規獲得に加え、新たな試みとして、モバイルコミュニケーションツール「LINE」を通じ、クリーニング対象品の集荷依頼や各種ご相談を24時間で可能とし、キャッシュレス決済にも対応したトータルクリーニングサービス「オンラインコンシェルジュ」の展開を強化するなど、マンション居住者のそれぞれのニーズに対応し、フロントや近隣提携工場の有無にかかわらず常時提供できる利便性の高いサービスの拡販に努めています。
クリーニング事業収入は9,500万円(対前年同期比14.7%減)、セグメント利益2,000万円(同20.3%減)でした。

2024年10月19日

グループ入社式をハイブリッド型で開催、ワタキュー

株式会社ブイキューブ(本社東京、高田雅也社長)は、ワタキューホールディングス株式会社(本社京都市、村田清和社長)のグループ入社式を支援したことを発表しました。

ワタキューホールディングスのこれまでの入社式はグループの新入社員の1割ほどが大阪に集合して行い、その他は各社、各拠点で実施するのが通例だったとのこと。採用される職種が多様であること、拠点が全国に多数存在していることから、グループ全体の一体感の醸成が難しいという課題を抱えていたそうです。

2024年度の入社式は初めてリアル会場とオンラインのハイブリッド型で同時開催。全国各地のグループ会社から1,500人以上の新入社員が参加する大規模な入社式を実現しました。リアル会場で各社の入社式を実施しつつ、その会場をオンライン配信で結び、グループ全体の理念や方針を共有できたとしています。

2024年10月18日

ダスキン、業務改善提案のコンテスト開催

株式会社ダスキン(本社・大阪府吹田市、大久保裕行社長)は10月11日、レンタル商品を洗浄する生産事業所の現場社員が業務改善提案を発表する「TPMリーグ全国大会」を開催しました。

TPM(トータル・プロダクティブ・メンテナンス)は製造工場および設備におけるロスをゼロにすることを目的とした活動。TPMリーグは生産事業所で働く社員全員が立場を超え、全員で取り組み、改善提案を行うサステナブルなコンテストで、今回で30回目となります。

今年は全国から集まった582件の提案の中から、設備改善部門の優秀賞にダスキン島根工場 「マット梱包機へのアクティブチェッカー取付」、作業改善部門最優秀賞にダスキン長野工場 「ウエス 検査作業台への一発移動」が選ばれました。

2024年10月17日

コインランドリーに車突っ込む、長野市

長野市で10月16日、コインランドリーに乗用車が突っ込む事故がありました。信越放送が報じています。

10月16日午後6時前、長野市三輪のコインランドリーに「車が突っ込んだ」と通行人から警察に通報がありました。警察によると、突っ込んだのは70代の男性が運転する乗用車で、窓ガラスなどを突き破りましたが、けが人はいないということです。警察はブレーキとアクセルを踏み間違えたとみて、原因を調べています。

2024年10月16日

「クリーニング流通新聞」414号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2024年10月10日号(第414号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • JCPC経営研究会/トップブランド白洋舍に学ぶ
  • 感動させる接客学ぶ〜折目加工協・営業研修会
  • CA-ロープレコンテスト出場エントリーを受付中・TeMA-CA
  • クリーンフェスタ兵庫・出展者説明会は12月4日
  • ふとんクリーニング協会/注目のリネンサプライ工場見学
  • 洗剤同業会〜上期・出荷実績を発表
  • 睡眠環境・寝具指導士/クリーニング業界から合格者
  • 羽毛アンチエイジプラス・初年度キャンペで700枚超(ワタナベグループ)

「電子取引ソフト法的要件認証」取得、ライト

株式会社ライト(本社東京、中村健太郎社長)は「ライトクラウドサービス」が電子帳簿保存法における公的な認証資格である「電子取引ソフト法的要件認証(JIIMA認証)」を取得したことを発表しました。

同サービスは、クリーニング店舗の受付データをクラウド上で集積・利用できる仕組み。クリーニング店では税法上、台帳を7年間(最長10年間)保管する義務がありますが、「ライトクラウドサービス」が電子帳簿保存法に則った保存方法として認証を受けたことにより、紙媒体での台帳保管を削減し、倉庫費用・管理費用が軽減できるとしています。

2024年度グッドデザイン賞、受賞結果が発表

2024年度グッドデザイン賞の受賞が決定しました。 今回は5,773件が審査の対象となり、全1,579件が受賞しました。その中からクリーニングに関連したものを紹介します。

■カードボードハンガー(大国段ボール工業株式会社/株式会社アルサ)
クリーニング業界向け環境にやさしい紙製のカードボードハンガーです。プラスチックハンガーの代替として開発され、環境負荷を軽減するデザインです。さまざまな衣類に対応する多目的性があり、印刷をしてマーケティングツールにもなる実用的かつ視覚的にも魅力的なハンガーです。
■コドミーランドリー(株式会社コドミー)
保育園の登園を「手ぶら」にすることで、ゆとりを持った登園・降園ができるようになるサービスです。 保育園で着替えたこども達の衣類などのお洗濯ものを、ママ・パパの代わりにコドミーが回収&きれいにお洗濯して翌日お返しします。 保育園の洗濯物も同時にお預かりしてお洗濯するので、保育士の負担を減らし、働き方改革にもつながります。

2024年10月15日

きょくとう、社内調査委員会を設置

株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平年廣会長兼社長)は10月15日開催の取締役会で、社内調査委員会を設置することを決めました。

同社は2023年4月に判明した雇用調整助成金の不適切な受給に関し、特別調査委員会を設置し、調査を行いました(2023年5月に全額を返還)。外部機関からの指摘により、雇用調整助成金の申請手続きにおいて、経営陣の指示の有無について、再調査を行うよう要請があったとのこと。そこで今回、社外取締役、社外監査役をメンバーとした社内調査委員会を設置しました。
事実関係の調査や原因分析、再発防止策の提言などを調査し結果は調査報告書にとりまとめるとしています。

2024年10月14日

鹿児島組合、しみ抜き実演など

鹿児島県クリーニング生活衛生同業組合はクリーニングのプロの技を知ってもらおうと、鹿児島市で「クリーニングフェスタ2024」を開催しました。鹿児島読売テレビが伝えています。 

このイベントでは口紅などが服についてしまったときのしみ抜きの実演や、ワイシャツのアイロン仕上げ実演などが行われました。

2024年10月11日

靴のクリーニング頻度は?

Fumat株式会社(本社茨城県結城市)は、男女100人を対象に「靴のクリーニング頻度はどのくらいか」調査を実施しました。

靴のクリーニング頻度はどのくらいかと聞いたところ、最も多かったのが「シーズンが終わったら」29%、以下「一か月に一回」26%、「クリーニングしない」23%、「一週間に一回」11%、「一年に一回」10%、「毎日」1%の順でした。

クリーニングをしない人の理由としては、「靴を洗うという習慣が身についていないから」「その前に捨てる」「面倒だから」「値段が高い」などがありました。

2024年10月10日

浸水被害のコインランドリー、被災者支援で無料開放

9月の奥能登豪雨で被災したコインランドリーが、リニューアルオープンにあわせて無料キャンペーンをはじめました。テレビ金沢が報じています。

石川県輪島市宅田町のコインランドリー・ZABOON輪島店は奥能登豪雨で浸水の被害を受け、すべての洗濯機や乾燥機が使えなくなりました。今回、リニューアルが完了し、被災者を助けようと洗濯と乾燥の無料キャンペーンの実施を決めたとのこと。

2024年10月9日

「日本クリーニング新聞」2040号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2024年10月5日号(第2040号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • プロ店との使い分け訴えよう
  • 現場の声〜秋の気配に衣替え進むか
  • ふとん協会・寝具レンタル研修
  • 折目加工協技術研修会/白洋舍の事故事例紹介も
  • JCPC公開講座〜後継者よ横浜に集結せよ
  • <経営者インタビュー>アパレルとクリーニングの架け橋に
  • 関西めんて研スキルアップコース
  • ふとん丸洗いが創る業界の未来(フレスコ・前田正芳社長)
【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2024年10月8日

8月のクリーニング代支出は263円、8.7%増加

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2024年8月分がまとまりました。

8月分の結果は、全国全世帯のクリーニング代支出額は263円で、前年の242円より8.7%増加。勤労者世帯も前年より6.1%増加して、296円(前年279円)でした。

地方別では、
  • 北海道 275円(前年239円)
  • 東 北 317円(前年297円)
  • 関 東 277円(前年291円)
  • 北 陸 234円(前年320円)
  • 東 海 199円(前年153円)
  • 近 畿 314円(前年198円)
  • 中 国 280円(前年169円)
  • 四 国 230円(前年130円)
  • 九 州 200円(前年261円)
  • 沖 縄 36円(前年121円)
詳細はクリーニングオンラインのデータ集に掲載しています。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html

「東京クリーニング界」900号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2024年10月号(第900号)が発行されました。今号で900号を迎えました、おめでとうございます。


今号の主な内容は、
  • 繊維製品の取扱い表示が一部改正
  • 令和6年度第1回環境保全指導推進員講習会
  • 役員・支部長・会計担当者等研修会〜コロナ後初6年ぶり開催
  • 新しい洗濯表示記号
  • 今最も旬のあるブランドランキング
  • 本部だより
【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2024年10月6日

クリーンライフ協会、能登半島地震で義援金

クリーンライフ協会は、令和6年能登半島地震の被災地支援で義援金を募集。第二次締切分520,000円を日本赤十字社へ送金したことを発表しました。

この募金活動は能登半島地震で被害を受けたクリーニング事業者および地元住民の復興に向け、日本赤十字社を通じての贈遺を目的として、第一次締切り(2月末日)、最終締切り(6月末日)に分けて募集を行ったもの。

クリーニング専科・水戸ホーリーホックサッカー教室

水戸ホーリーホックは2024年11月3日、ホーム最終戦(水戸ホーリーホック vs. モンテディオ山形)で「クリーニング専科 presents 水戸ホーリーホックサッカー教室」を開催します。

サッカー教室では小学1〜6年生の男女を対象に、サッカーレクリエーション・サッカーミニゲームなどを開催。
会場はケーズデンキスタジアム水戸サブグラウンド。開催日時は11月3日10:30~12:00。参加人数100人(先着順・参加費無料)。

2024年10月4日

きょくとうが第2四半期決算を発表

株式会社きょくとう(本社福岡市、牧平年廣社長)が2025年2月期第2四半期の業績(2024年3月1日から8月31日)を発表しました。
http://www.cl-kyokuto.co.jp/ir/

それによると、
  • 売上高  :31億8,200円(前年同期比11.2%増)
  • 営業利益 :3億7,400万円(同12.5%増)
  • 経常利益 :4億1,900万円(同12.7%増)
  • 中間純利益:2億9,200円(同27.7%増)
でした。

決算短信によると、設備投資は、新規出店を3店舗(移転リニューアル2店舗含む)、既存店舗のリニューアルを5店舗実施。当中間会計期間末の店舗数は495店舗となりました。 営業面は、シーズンに合わせたサービスの提供と新規入会キャンペーンを実施するなど販売強化と特別会員数の増大に努めました。
生産面では、クイックシステム(当日仕上り)の一部変更を2024年8月から順次実施するなど、業務の効率化と品質向上に取り組んでいます。 以上の結果、売上高は前中間会計期間と比べ増収となりました。
利益は、原材料費やエネルギーコストが上昇したものの、継続して取り組んできた様々な改革や効率化による効果で固定費が削減されたことにより、営業利益、経常利益、中間純利益ともに増益でした。

2024年10月3日

「ニュークリーナーズ」638号発行

全国クリーニング協議会の「ニュークリーナーズ」2024年9月25日号(第638号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 秋の到来、まだ少し先
  • TERAOKAユーザーカンファレンス/挑戦企業が取り組みを公開
  • 便利でお得な「メンテ」の話〜クリーニングと異常気象
  • クリーニング業の労務管理/最低賃金の変更について
  • 福岡でミニ展示会(ライト)
  • 法律相談/取引先の洗濯物 テナント店を経由
  • 映画はどのように復興したのか〜新たな道を模索したい

白洋舍、オリジナル商品をリニューアル

株式会社白洋舍(本社東京、五十嵐瑛一社長)はオリジナル商品をリニューアル。2024年10月1日より順次販売します。

洗濯科学研究所による現行品や市販品との比較、および消費者モニターテストを経て、メーカーと共同で「ソロモン柔軟剤」「ソロモンおしゃれ着用洗剤」の処方を変更。

またオリジナル商品のパッケージを刷新。産学連携の取り組みとして、文化学園大学造形学部デザイン・造形学科グラフィック・プロダクトデザインコースの学生からデザインを募集し“クリーニングの白洋舍らしさ”が表現されたモチーフと、各商品の特徴が一目でわかるようなアイコンを採り入れたパッケージへ刷新しました。あわせて環境に配慮し、パッケージ素材として、リサイクルPETやバイオマス配合素材等を採用したとのこと。

2024年10月2日

Uber Direct、宅配クリーニング向けに提供開始

Uber Eats Japan合同会社は10月2日より、株式会社トゥトゥモロウ(福岡市)が運営する宅配クリーニングサービス「ランドリーパックNow」向けに、ラストワンマイル配達ソリューション「Uber Direct」の提供を開始したと発表しました。

Uber Directをクリーニング業界向けに提供するのは、これが初めて。またUber Eatsの配達パートナーが商品を届けるだけでなく、お客さまのご自宅などに品物を受け取りに行くのも初めての取り組みとなるとのこと。

今回、クリーニング品が安全に配達されるよう、Uber Eats Japanは配達にまつわる下記ルールを新たに導入。
  • クリーニング品が専用のクリーニングバッグに入った状態でのみ受け取る
  • クリーニング品は配達用バッグに入れない
  • 軽貨物(自動車)の配達パートナーのみクリーニング品配達を行うことができる
  • クリーニング品はお客さまに直接手渡しする(置き配はできない)
まずは福岡にてサービスを開始し、2024年内に関東エリア(東京、埼玉、千葉など)に順次拡大していく予定。

「かなめ」477号発行

かなめ流通グループの情報紙「かなめ」2024年10月1日号(第477号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 使用量半分〜1/4の濃縮型液体洗剤(日華化学)
  • 今季の衣替え「10月」65%
  • 上半期の洗剤出荷、5%減
  • JIS L 0001(洗濯表示)8月に改正
  • 資材REPORT/幅広680mmのカバー(キューセン)
  • 機械出荷、500億円台に回復
  • 意外に家でも洗っていない?「日本人はキレイ好き」のはずだが…
【かなめ流通グループのサイト】
http://www.kaname-g.jp/

コンテナ式ミニランドリー展開、フトン巻きのジロー

フトン巻きのジロー株式会社(本社栃木県宇都宮市、森下洋次郎社長)は、新規形態としてコンテナ式ミニランドリー『フトン巻きのコジロー』を展開すると発表しました。

駐車場1台分のスペースで始められるこのプロジェクトは、マンションオーナーとの話し合いを経て生まれたもので、入居者、近隣住民の方々にも喜ばれるサービスを提供することを目指しているとのこと。ランドリー機械を2台に抑えることで、無駄を削ぎ落とし、低コストでの出店を実現。自分の敷地を利用することで償却が可能となり、節税効果も期待できるため、マンションオーナーにとって大きなメリットがあるとしています。

なお『フトン巻きのコジロー』1号店は2024年9月28日、沖縄西原運動公園前にオープンしています。

2024年10月1日

ナガイレーベン、売上高164億1,200万円

ナガイレーベン株式会社(本社東京、澤登一郎社長)が2024年8月期の連結業績(2023年9月1日から2024年8月31日)を発表しました。
http://www.nagaileben.co.jp/ir-statements/

それによると、
  • 売上高   :164億1,200万円(前年同期比4.5%減)
  • 営業利益  :40億400万円(同13.0%減)
  • 経常利益  :40億7,400万円(同12.8%減)
  • 当期純利益 :28億2,200万円(同12.5%減)
でした。

決算短信によると、主力のコア市場においては、更新案件の値上げ交渉に時間を要し、特に価格競争の厳しい低価格市場における期ズレ案件が顕著に発生し、大幅な減収となりました。また周辺市場では、患者ウェアが業界の厳しい経営環境を受け補充需要が減少したものの、期中での新規取組みの開始により売上は回復し、ほぼ前年並みの売上高となりました。

済生会熊本福祉センター、工場改修でクラファン

済生会熊本福祉センターは、就労継続支援事業のひとつであるクリーニング事業でクラウドファンディングを実施しています。

利用者の働く場を確保し続けるため、そして年齢を重ねても大好きな職場で働き続けることができるよう、クリーニング工場の設備更新、および事業継続検討のプロジェクト。今回のクラウドファンディングでは、工場内のスポットエアコン購入およびその設置工事費を募っています。
寄付募集は12月20日午後11:00まで。目標金額500万円。

「クリーニングニュース」906号発行

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の「クリーニングニュース」2024年10月号(第906号)が発行されました。


今号の内容は、
  • 【特集】JIS L 0001 取扱表示が改正
  • 情報ファイル(令和6年度全ク連臨時総会を開催 など)
  • クリーニング師研修・業務従事者講習インフォメーション
  • 日本公庫の調査結果/クリーニング業の業況DI等
  • 全国クリーニング業企業年金基金
  • 青年部通信!令和6年度事業計画、常任理事・幹事の紹介
  • 衣料管理情報:モヘヤ混ズボンの折山の破損
  • CLEANER'S VOICE〜読者のページ〜
  • 全ク連活動報告Diary(令和6年8月)
  • 編集後記
【全ク連のサイト】
http://www.zenkuren.or.jp/