日本チェーンストア協会が2024年9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数47社(店舗数9,301店)の販売データをまとめたもので、総販売額は9,945億1,727万円(前年比1.0%増)でした。
概況として9月は、食料品は節約志向もあり買上点数の減少は続いているが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は良かった。衣料品、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は444億9,873万円で、前年同月比2.4%増でした。
部門別では、
紳士衣料 66億1,984万円(前年比2.8%増)
婦人衣料 118億5,183万円(前年3.9%増)
その他衣料 260億2,706万円(前年比1.6%増)
紳士衣料は、紳士衣料は、セットアップジャケット、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ショートパンツ、カットソーなどはまずまずの動きだったが、ジャケット、スーツ、フォーマル、ポロシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ワンピース、シャツ・ブラウス、カジュアルシャツ、カットレングスパンツ、カットソーなどの動きは良かったものの、ビジネススーツ、ジャケット、フォーマル、トップス、ニットなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士ルームウェア、スニーカー、婦人靴、婦人バッグ、日傘、レイングッズなどはまずまずの動きだったが、紳士肌着、子供衣料品、子供パジャマ、紳士装飾品などの動きは鈍かった。