三菱重工産業機器株式会社(本社名古屋市、吉山嘉久社長)は業務用洗濯機事業から撤退することを発表しました。
同社は昭和30年代に出荷を開始して以来、長くクリーニング業界で生産、販売を行ってきましたが、昨今は販売数量が激減するとともに、今後の業績改善を見通すことがきわめて困難であるとし、今年6月30日で営業活動を打ち切り、今年9月末日で撤退、事業を終了するそうです。
アフターサービスについては、大半のものは住商アイナックス株式会社、株式会社稲本製作所が引き継ぐことで基本合意に達しているようです。
ストレッチプレス、ボディプレスについては株式会社宮田工機が引き継ぐ予定。排水リサイクル装置など3社が引き継がない製品に関しては、事業規模を縮小し社名変更した新会社で対応していく予定になっています。
住商アイナックス株式会社、株式会社稲本製作所に引き継ぐ製品は、
ドライクリーナ、連続洗濯機、脱水機、ロールアイロナ、乾燥洗濯機、その他の三菱重工産業機器製製品と同社が納入した他社製製品(フィーダー、フォルダ、シーツチェッカなど)。
クリーニング業界から三菱ブランドがなくなるのは寂しいですね。