日本チェーンストア協会が4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数70社(店舗数8,089店)の販売データをまとめたもので、概況としては、景気の悪化に伴う雇用や所得に対する先行不安感を背景に、生活者が節約志向を一層強めていることから、衣料品、住関品を中心に苦戦し、中旬の気温の上昇により一部夏物商品に動きが見られたものの、総販売額の前年同月比は5ヵ月連続のマイナスとなった、と分析しています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,132億7,383万円で、前年同月比11.7%の減少。前月比では1.0%増でした。
部門別では、
紳士衣料 207億6,055万円(前年比10.8%減)
婦人衣料 340億5,924万円(前年比12.4%減)
その他衣料 584億5,404万円(前年比11.7%減)
紳士衣料は、シャツ、ショートパンツは好調だが、スーツ、ジャケットは不調。
婦人衣料は、ブラウス、カジュアルパンツは好調だが、フォーマル、スーツ、ジーンズ、Tシャツは不調。
その他衣料・洋品は、インナー、帽子、UV手袋は好調だが、子供服、紳士靴、傘は不調。
という動きだったようです。