2009年7月6日

クリーニング業者がデモ、アルゼンチン

アルゼンチンでクリーニング機械の買い換え方針に抗議するデモが行われたと琉球新報が報じています。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-146760-storytopic-1.html

アルゼンチン政府がCO2削減対策でクリーニング業の機械の買い換え方針を示したため、日系社会の大多数を占めるクリーニング業者が死活問題に遭っているとしています。そのため日系人ばかりでなく、アルゼンチン人も一緒になって関係者らが抗議活動を展開したと伝えています。

ちなみに琉球新報が報じた背景には、アルゼンチンには沖縄県と鹿児島県からの移民が多いことがあると思います。
http://www.discovernikkei.org/wiki/index.php/Migration_Historical_Overview_Argentina_JA
Discover Nikkeiによると、
日系アルゼンチン人の歴史は1908年から1909年にかけて、沖縄と鹿児島から移民が到着したときに始まりました。アルゼンチンではこの2県出身の日系人が多くいます。戦前には、日系アルゼンチン人の大部分は都市部で小さな商売を営んでいました。特にブエノスアイレスでドライクリーニング業とカフェを営む人が多かったのですが、ほかに、奉公人、工場の従業員、港湾労働者として働いた日本人もいました。

とのことです。