日本チェーンストア協会が6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数70社(店舗数8,117店)の販売データをまとめたもので、概況としては、雇用や所得に対する先行不安感を背景とする生活者の生活防衛意識の高まりや単価ダウンの影響により全般的に苦戦し、総販売額の前年同月比は7ヵ月連続のマイナスとなった、と分析しています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,152億1,303万円で、前年同月比12.3%の減少。前月比では1.1%増でした。
部門別では、
紳士衣料 235億1,447万円(前年比13.4%減)
婦人衣料 322億1,561万円(前年比11.3%減)
その他衣料 594億8,295万円(前年比12.5%減)
紳士衣料は、スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツとも不調。
婦人衣料は、ジーンズは好調だが、ジャケット、スーツ、Tシャツは不調。
その他衣料・洋品は、肌着、婦人パジャマ、UV関連の帽子、手袋、パラソルは好調だが、婦人下着、子供服、紳士靴、レイングッズは不調。