日本チェーンストア協会が5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数60社 (店舗数8,006店)の販売データをまとめたもので、概況としては、例年より早い梅雨入りや月末の台風の影響による大雨などの天候不順に加え、野菜の相場安、水産品の不調、震災後の特需の反動から食料品の動きが鈍かったこと等から、総販売額の前年同月比は2カ月連続のマイナスとなった、と分析しています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,160億5,317万円 で、前年同月2.6%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料 221億8,938万円(前年比0.7%増)
婦人衣料 341億6,662万円(前年比4.5%減)
その他衣料 596億9,717万円(前年比2.8%減)
紳士衣料は、クールビズ対応のドレスシャツ、カジュアルパンツは好調だが、スーツ、ジャケット、スラックスは不調。
婦人衣料は、スーツ、ジーンズは好調だが、カットソー、スカート等夏物商品、パンツは不調。
その他衣料・洋品は、機能性肌着、ホームウェアは好調だが、ソックス、子供は不調。レインシューズの動きは良かった。