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調査対象百貨店86社255店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,820億円、前年同月比で2.4%減となりました。
5月の特徴としては、震災よる自粛ムードが薄れ消費マインドの回復傾向も見られたが、一部高額消費に対する慎重姿勢が残っているほか、異例に早い梅雨入りや月末の台風接近など天候不順が続き集客に影響したこと、さらは土曜日が前年に比べ1日少なかったことなどから、4月と同様に前年実績を下回る結果となりました。
衣料品を見てみると、売上高は1,731億6,444万5千円で、前年同月比3.3%減でした。
商品別では、
- 紳士服・洋品 364億1,084万4千円 (前年比0.8%減)
- 婦人服・洋品 1,107億3,822万4千円 (前年比4.0%減)
- 子供服・洋品 138億5,619万9千円 (前年比1.7%減)
- その他衣料品 121億5,917万8千円 (前年6.3%減)
衣料品は節電意識の高まりからクールビズなど夏の暑さ対策商材が前倒しで好調に推移しました。しかし気温低下で主力の婦人衣料が苦戦した、と報告されています。