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2016年4月9日

ホップで汚染地下水を浄化、大成建設が開発

大成建設株式会社(本社東京、社長村田誉之)は、ホップ成分を用いて、テトラクロロエチレンなど塩素化エチレン類の汚染地下水を浄化する技術を開発したと発表しました。
http://www.taisei.co.jp/about_us/release/2016/1439208704418.html

同社は脱塩素細菌を速やかに活性化させる方法について研究を進め、ビールの主原料である「ホップ成分」を含む微生物活性剤が、それを含まない微生物活性剤よりも短期間で塩素化エチレン類を浄化できることを確認。

この技術の特徴として、次の点をあげています。
  1. 「ホップ成分」は、浄化に無関係な細菌の増殖を抑制し、浄化に関わる脱塩素細菌を優先して活性化するため、汚染地下水中の塩素化エチレン類の浄化を促進します。
  2. 「ホップ成分」は、浄化に無関係な細菌の増殖を抑制し、それらの細菌によって無駄に消費されていた微生物活性剤の量を減らせるため、結果的に微生物活性剤の全体使用量を削減できます。
  3. 「ホップ成分」は天然由来の食品成分であり、生態系に対して安全性が高い材料です。
今後、土壌を掘削せずに浄化する技術(原位置浄化技術)のひとつとして、本技術を塩素化エチレン類の汚染地下水浄化に広く展開していく予定とのこと。