2016年4月21日

3月のチェーンストア販売、衣料品8.3%減

日本チェーンストア協会が平成28年3月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数57社(店舗数9,362店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆729億9,265万円(前年比0.3%減)でした。
概況として、3月は食料品は農産品の相場高もあり好調だったが、衣料品が中旬以降の気温低下の影響もあり春物商品が苦戦し、住関品の動きも鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は954億9,844万円で、前年同月比8.3%減でした。
部門別では、
紳士衣料  173億8,436万円(前年比8.1%減)
婦人衣料  300億1,848万円(前年比9.9%減)
その他衣料 480億9,560万円(前年比7.2%減)

紳士衣料は、スーツ、長袖シャツ、ポロシャツ、カジュアルパンツ、ジーンズなどの動きは良かったものの、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、カジュアルシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ジャケット、ニット、長袖ブラウス、カジュアルパンツ、カットソーなどの動きが良かったが、フォーマル、スーツ、パンツ、スカートなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人肌着、紳士・婦人ナイトウェア、子供服、女児ロング・ハーフパンツ、靴下などの動きは良かったが、男児トレーナー、女児肌着、ベビー用品、婦人バックなどの動きは鈍かった。