京都府は中小企業応援条例に基づく成長・発展支援の一環として、「知恵の経営」を推進しています。中小企業が持つ知的財産権、技術、ノウハウ、人材、顧客ネットワークなどの無形資産を「知恵」とし、自社の強みを活用した成長戦略を実行し、企業価値の向上を図っていくことを手助けするもの。
「知恵の経営」に取り組む府内の中小企業者を認定して、新たなビジネスモデル確立を支援してくとしています。
実践モデル企業の第一弾として、このほど4企業が認定されたことを、京都新聞が報じています。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008111100065&genre=B1&area=K00
そのうちの1社が宇治市に本社がある株式会社ハッピー(橋本英夫社長)。独自のクリーニング技術で着古した服のシミ、黄ばみを抜いて新品のような風合いをよみがえらせる衣類再生加工がポイントのようです。
記事中、府ものづくり振興課は「中小企業は自らの強みに明確に気付いていないことが多い」と話し、自社の強みを事業に役立てることの重要性を指摘しているとあるとおり、強み、弱みの把握は重要です。