2008年12月14日

10-12月期の中小企業景況調査

経済産業省が12月12日発表した「第114回 中小企業景況調査」(2008年10-12月期)によると、全産業の業況判断指数(DI)は▲(マイナス)42.0で、季節調整を開始した1994年以降、最悪の値となりました。
【中小企業景況調査のリリース/pdf】
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/keikyo/114keikyou/114sokuhou.pdf

クリーニング業も含まれるサービス業の中の「対個人サービス業」の業況判断DI(「好転」-「悪化」)はマイナス34.8で、7-9月期の▲29.6よりも悪く、来年1-3月期の見通しも▲39.3となっています。

サービス業についてみてみると
  • 売上額DI(「増加」-「減少」)▲34.3
  • 売上単価・客単価DI (「上昇」-「低下」)▲24.5
  • 原材料・商品仕入単価DI (「上昇」-「低下」)51.1
  • 経常利益DI(「好転」-「悪化」)▲51.3
いずれも7-9月期よりも悪くなっています。売上は増えない、材料費は上がるという状況で、一段と悪化している様子が伺えます。