2009年5月8日

松山市の地下水問題、近隣異常なし

4月21日のブログで取り上げた、松山市のクリーニング工場跡地の地下水からテトラクロロエチレン(パーク)が検出された問題の続報です。

松山市は周辺地下水調査を行った結果、基準値を超すパークや分解生成物は検出されなかったと発表しました。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090508/news20090508152.html

愛媛新聞社が報じたところによると、松山市環境指導課が4月20日から24日に工場跡の半径約200メートルと地下水下流方向約500メートル内の民家や事業所の井戸計67カ所で採水。同物質とトリクロロエチレンなどの分解生成物合わせて4物質を調べましたが、いずれも基準値以下でした。

この工場跡では土地所有者のワタキューセイモア株式会社(本社京都府)が土壌浄化工事中で、土壌汚染対策法の規定に基づき工事後2年間、敷地内地下水の水質を監視していきます。市では監視終了後に再度、周辺民家の井戸水などを調べる予定です。