2009年5月26日

東亞合成、パークの製造停止

東亞合成株式会社(本社東京、橋本太社長)は塩素系有機溶剤の製造を平成21年12月末で停止することを発表しました。
【同社のリリース/pdf】
http://eir.eol.co.jp/EIR/View.aspx?cat=tdnet&sid=714990

塩素系有機溶剤について、規制等による需要減退により事業環境は大変厳しくなっており、徹底的なコスト削減努力を行ってきたが、大幅な収益改善の見通しが立たないため、製造停止を決定したとしています。
これに伴い同社では、当該製造設備につき減損損失を連結決算および個別決算でそれぞれ18億円計上しました。

同社では徳島工場で塩素系有機溶剤の生産を行っており、ドライクリーニング用のパークロルエチレンもこれに含まれます。東亞合成のパークはなくなるというわけです。