不況の影響で消費が低迷する中、富山県内では衣服のシミ抜きや靴の修理に対する需要が高まっている、と富山新聞が伝えています。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20090527203.htm
富山市の中央ドライ・池上透さんによると、県内でシミ抜きを行う店は20年前には約15店ありましたが、現在では5、6店となっており、シミ抜きに失敗すると衣服に大きな傷を残すことや「汚れたら捨てる」という風潮で需要が減っていたことが理由だとしています。
しかし中央ドライでは、しみ抜きで持ち込まれる品数が4月には前年同月比で2割増の約200点となったそうです。
同じく富山市にあるドライクリーニングこがみでは、月4、5人だったシミ抜きの利用客が現在では平均して20人に上っていると記事では紹介しています。
不況のため生活費を抑えようと、お気に入りだったが汚していまい、捨てられず、タンスにしまい込んでいたものが持ち込まれることが多いようで、有名ブランドも多く見られるとしています。