2010年8月23日

7月のチェーンストア販売、衣料品0.8%減

日本チェーンストア協会が7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数62社 (店舗数7,858店)の販売データをまとめたもので、概況としては、生活者の節約志向が続く中で、後半は猛暑により夏物商品を中心に動きが良かったものの、前半の天候不順による落ち込みをカバーするまでには至らず、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は1.2%のマイナス(20ヵ月連続)となった。猛暑の影響により午前中の早い時間帯と夕方の遅い時間帯にお客様が集中した。商品別には、食品では飲料、アイスクリーム、麺類、衣料品では機能性肌着、水着、住関品では扇風機の動きが良かった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,182億8,366万円 で、前年同月0.8%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  222億7,657万円(前年比0.6%増)
婦人衣料  382億6,305万円(前年比0.7%増)
その他衣料 577億4,404万円(前年比2.3%減)

紳士衣料は、スラックス、カジュアルパンツ、Tシャツ、ポロシャツ、ワンマイルウェアは好調だが、スーツ、ネクタイ、ジーンズは不調。
婦人衣料は、ジャケット、フォーマル、ブラウスシャツ、セーター、パンツは好調だが、スーツ、カットソー、ジーンズは不調。
その他衣料・洋品は、機能性肌着、水着は好調だが、子供服、パジャマ、ソックスは不調。雨傘、レイングッズ、帽子の動きは良かった。