株式会社デジジャパン(本社東京、三宅良昇社長)は、NTTドコモのFOMA網を活用するMVNO(Mobile Virtual Network Operator)として、法人向け移動体通信事業に参入することを発表しました。日本通信株式会社が機材や通信インフラ等を支援します。
これにより3Gネットワークを、業務端末と、SaaSアプリケーションと通信をセットにした、ワンストップソリューションとして提供していく計画です。
http://www.digi-jp.com/
サービスの一例として、同社ではクリーニングチェーンでの活用をあげています。
従来はクリーニング店でPOS端末を導入する際、サーバとの通信等でADSLや光回線など店舗ごとに契約する必要がありました。
しかし今回のサービスでは、 デジジャパンPOS端末が、予め3Gモバイル通信端末と通信サービスがセットされた状態で届きます。店舗ではPOS端末が届いたその日から、ネット回線の有無を気にせずサービスの提供が可能となります。
また既に同社のクリーニング用POS「DUKE」とインターネット本部システム「ASTEMPO」を導入しているところでも、このワイヤレスプランに切り替えることもできるそうです。
今回の取り組みによってデジジャパンは、グループ全国150拠点に広がるサービス網をベースにクリーニング店が必要とする全てのサービスとソリューションをワンストップで提供することが可能になったとしています。