2011年3月1日

噴火被害で組合員に見舞金

霧島連山・新燃岳の噴火活動が続いていますが、クリーニング業でも特に降灰による影響が出てきています。


宮崎県クリーニング生活衛生同業組合・日高晧一郎理事長によると、
「風の影響によって営業車や店舗先をはじめあらゆるところに火山灰が積もり、利用者からお預かりした洗濯物が外に干せない等の深刻な影響が出ている。また積もった火山灰によって外交が思うようにはかどらない、都城市を中心として市民が外出できないような状況が続いているため、利用者自体が洗濯物を出すのを控える傾向にあるので商売にならない」
とのことで、さらに
「日常生活においても砂場の中にいるようで、降灰をかき集める作業から1日が始まり、集めた火山灰は10袋から20袋近くにもなる」
と話しています。

このような状況を受け、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(=全ク連、青山亨会長)では都城支部、日南市と串間市の組合員20名を対象に、全ク連の災害見舞金制度を適用して見舞金を給付しました。