東日本大震災による重油不足が道内の中小クリーニング業者や銭湯などに打撃を与えている、と北海道新聞が伝えています。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/280061.html
ボイラー燃料に使うA重油を一括購入している札幌クリーニング協同組合(橋本喬史理事長、約130社加盟)は震災後、石油販売会社からの重油供給量が3割削減されたそうです。
元売り会社が道内生産分を含め被災地に優先供給していることに加え、さらに3月22日から1リットル当たり75円から79円に値上げされたとのこと。
橋本理事長は「加盟店の約8割は中小事業者。景気低迷で顧客が減少し、クリーニング料に転嫁するわけにもいかない。廃業する会社も出てくるのでは」と心配していると報じています。