2012年8月5日

震災時、預かり品の持ち主さがし

東日本大震災で被災したクリーニング店が、震災時に預かっていた洗濯物の持ち主を捜していると毎日新聞が伝えています。
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120804ddlk03040080000c.html

岩手県山田町の白洋舎ランドリーは震災で店舗が全壊し、今年6月に営業を再開。
預かっていた約300点の洗濯物は津波で流されましたが、その後ワイシャツ、ズボン、ワンピースなど約100点を見つけ出しました。元の場所でドライ機や乾燥機などを中古でそろえて商売を再開してから再度洗って、どうにか返せるほどにまできれいにしたとのこと。
しかし持ち主を記した台帳も流失したため、洗濯物の持ち主が分からなくなり、どうにか半数は返せましたが、約50点は残ったまま。
 いまもお客さんのところへ注文に行くたびに震災時に洗濯物出していないか尋ねているそうで、経営者の湊洋夫さんは、責任を持ってお返ししたいと話しているそうです。