奈良県環境政策課は8月17日、大和郡山市内のクリーニング事業場跡地から基準値の16,000倍のテトラクロロエチレンが検出されたと発表しました。
http://www3.pref.nara.jp/hodo/dd.aspx?itemid=41631#itemid41631
大和郡山市横田町にあるこの土地は、昭和20年から平成22年12月までクリーニング工場として操業。昭和40年代前半からテトラクロロエチレン(パーク)を使用していたということです。
土地所有者が土壌汚染対策法第3条第1項に基づく土壌調査を行った結果、敷地内の土壌からテトラクロロエチレンが最大で環境基準値の16,000倍にあたる160mg/L、検出されました。
県では地下水汚染の影響の有無を確認するため、敷地周辺の飲用井戸等の状況を早急に調査するとともに、周辺の井戸水利用者に飲用しないように呼びかけています。