日本チェーンストア協会が9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数57社(店舗数7,815店)の販売データをまとめたもので、概況としては、9月は北日本で気温が平年より3℃以上高い地域が出るなど残暑が続き、アイスクリームや飲料、夏物肌着、殺虫剤、タオルケットなどが好調となり、夏物商品に動きが出る一方で、インスタントコーヒーや練物、羽毛布団、防虫剤などの動きが鈍く、販売総額の前年同月比は、7カ月連続で前年同月を下回った、と分析しています。
衣料品を見てみると、販売金額は871億1,840万円で、前年同月3.9%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料 145億6,378万円(前年比3.2%減)
婦人衣料 280億3,290万円(前年比0.8%減)
その他衣料 445億2,172万円(前年比6.0%減)
紳士衣料は、半袖カッターシャツやカジュアルパンツは好調だが、残暑で長袖シャツ、長袖ポロシャツ等の秋物商品は不振。ビジネス関連はスーツ、ジャケット、スラックスとも不調。
婦人衣料は、半袖Tシャツは好調だが、7分袖のTシャツやシャツ、秋冬物セーターは不調。ジャケットは不調。ボトムスのジーンズ、パンツは好調。
その他衣料・洋品は、紳士の夏物肌着は好調だが、紳士パジャマは不調。ソックスは紳士、婦人ともに不調。スクール、ベビーは好調。レイングッズの動きは鈍かった。