2012年11月24日

10月のチェーンストア販売、衣料品8.0%減

日本チェーンストア協会が10月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数57社(店舗数7,834店)の販売データをまとめたもので、概況としては、10月は、中旬まで気温が高かったことから飲料、アイスクリーム、防虫剤、タオルなどが好調であったが、気温が下がるとともに鍋物関連、秋・冬物商品にも徐々に動きが見えてきたが、全体をカバーできず、販売総額の前年同月比(店舗調整後)は8カ月連続で前年同月を下回った、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,087億4,839万円で、前年同月8.0%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  221億2,380万円(前年比6.8%減)
婦人衣料  330億7,458万円(前年比4.1%減)
その他衣料 535億5,001万円(前年比10.7%減)

紳士衣料は、長袖ポロシャツやカジュアルパンツは好調だが、トレーナー、アウターの動きが鈍い。ビジネス関連では、スーツ、スラックス、ネクタイなどが不調。
婦人衣料は、カットソー、ブラウスは好調だが、フォーマル、ジャケット、ニットなどの秋・冬物は不調だった。ジーンズ、パンツは好調。
その他衣料・洋品は、肌着は紳士は好調だったが婦人、子供は不調。パジャマは紳士、婦人、子供ともに好調。ソックスは紳士、婦人ともに不調。スクールは好調だった。