日本チェーンストア協会が平成26年12月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数60社(店舗数9,372店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆3,042億1,830万円(前年同月比1.8%減)でした。
概況としては、12月は、食料品は好調に推移したものの、衣料品、住関品が不調だったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、9カ月連続のマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,214億3,127万円で、前年同月比6.5%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料 272億9,610万円(前年比4.7%減)
婦人衣料 319億9,407万円(前年比5.8%減)
その他衣料 621億4,110万円(前年比7.7%減)
紳士衣料は、スーツ、カッターシャツ、カジュアルパンツの動きは良かったが、コート、ジャケット、スラックス、カジュアルアウターなどは不調に終わった。
婦人衣料は、カットソー、ジーンズなどの動きは良かったものの、コート、スカート・パンツ、セーター、アウターなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、ベビー用品、子供用キャラクター関連衣料、手袋・マフラーなどの季節商品は好調だったが、ホームウェア、紳士・婦人肌着などは不調だった。