総務省統計局の「家計調査報告」2014年分がまとまりました。1年間の洗濯代支出金額(全国全世帯)は前年より2.5%増加して7,164円でした。消費増税前の3月の需要増が増加要因のひとつですが、9月から12月にかけては前年を下回る傾向が続いているため、一安心というわけにはいきません。
http://www.c-online.net/data/c_expense/index.html
以前のブログでも紹介しましたが、クリーニング業の市場規模を算出するために、この1世帯当りクリーニング代支出額を用いて計算します。
今年も最新のデータを用いてみましょう。
1世帯当りクリーニング代支出額は昨年1年間で計7,164円。これに全国の世帯数約55,577,563世帯(総務省「住民基本台帳に基づく世帯数」平成25年3月31日現在)を掛けると、3,981億5,766万円となります。これがクリーニングの市場規模のひとつの目安として使われます。
さらに(ちょっと乱暴ですが)この金額を、全国のクリーニング所施設数113,567軒で割ると、1施設当りの年間売上金額は約351万円となります。