日本チェーンストア協会が平成31年1月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数58社(店舗数10,481店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆878億5,483万円(前年比3.4%減)でした。
概況として、1月は食料品は相場安もあり農産品が苦戦、衣料品も伸び悩んだ。住関品はまずまずの動きだったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は830億4,763万円で、前年同月比11.7%減でした。
部門別では、
紳士衣料 174億8,548万円(前年比14.2%減)
婦人衣料 233億8,338万円(前年比11.9%減)
その他衣料 421億7,877万円(前年比10.5%減)
紳士衣料は、セーター、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、アウターなどの動きは良かったものの、コート、スーツ、ジャケット、スラックス、カッターシャツなどは苦戦した。
婦人衣料は、フォーマル、就活スーツ、セーター、アウター、カットソーなどの動きが良かったが、コート、冬ニット、トップス、ボトムなどは不調に終わった。
その他衣料・洋品は、紳士リラクシング、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、紳士靴などの動きは良かったが、男児・女児ウェア、女児コート、タイツ、マフラー、婦人手袋・帽子、婦人靴などの動きは鈍かった。