2019年2月13日

白洋舍、売上高508億1,600万円

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2018年12月期の連結業績(2018年1月1日から12月31日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :508億1,600万円(前年同期比0.2%増)
  • 営業利益  :10億3,400万円(同22.6%減)
  • 経常利益  :12億900万円(同18.0%減)
  • 当期純利益 :2億9,900万円(同71.5%減)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業は、6月から人件費等の上昇を背景に、主要なクリーニング品目について、11年ぶりに料金改定を実施するとともに、高級ブランド衣料向けの宅配クリーニングサービス「HAKUTAKU」を新たに開始したほか、衣類を透過する紫外線を減少させる「UVカット加工」をオプションサービスとして導入する等、新しい営業チャネルの開発や、新サービスの開始等により、クリーニング需要の喚起に努めてきました。
クリーニング事業の売上高は、猛暑の影響等により、来店客数が減少したこと等から、238億2,700万円(前年比0.5%減)に止まりましたが、セグメント利益(営業利益)は11億100万円(同7.0%増)となりました。

レンタル事業のリネンサプライ部門は、特にリネンサプライ部門については、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けたホテル数の増加等を背景に、市場の拡大が見込まれることから、工場設備の増強等による生産体制の強化を計画的に推進。当期は、都心における高級ホテルの稼働が堅調に推移し、ナショナルチェーンや食品関連企業からの需要が増加する一方で、台風による関西国際空港閉鎖や、大阪府北部地震および北海道胆振東部地震の影響により、関西地区および北海道地区の取引先ホテルの稼働率が低下しました。
これらの結果、レンタル事業の売上高は234億7,900万円(同1.4%増)となりましたが、人件費や燃料費の上昇、設備投資に伴う減価償却費の増加に加え、関西地区および北海道地区を拠点とする連結子会社の収益悪化等により、セグメント利益(営業利益)は12億6,000万円(同19.8%減)でした。

その他の事業として、モップ・マット等を供給するクリーンサービス事業や、連結子会社でクリーニング機械・資材、レンタル用ユニフォームの販売を行っていますが、売上高は29億7,700万円(同0.3%減)、セグメント利益(営業利益)は2億2,700万円(同7.9%減)でした。