2019年9月25日

8月のチェーンストア販売、衣料品2.4%減

日本チェーンストア協会が2019年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数10,515店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆360億8,837万円(前年比0.3%減)でした。
概況として8月は、食料品は惣菜の動きが良かった。衣料品、住関品は月前半は動きが良かったが後半は天候不順要因もあり動きが鈍くなり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は626億7,385万円で、前年同月比2.4%減でした。
部門別では、
紳士衣料  100億5,871万円(前年比±0%)
婦人衣料  159億7,497万円(前年比7.5%減)
その他衣料 366億4,017万円(前年比0.6%減)

紳士衣料は、スーツ、フォーマル、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、ショートパンツなどの動きは良かったが、ポロシャツ、カジュアルシャツ、Tシャツなどは動きが鈍かった。

婦人衣料は、スラックス、ブラウス、カジュアルシャツ、長袖Tシャツ、UVパーカーなどはまずまずの動きだったが、フォーマル、スカート、ボトムなどは苦戦した。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、婦人下着、男児・女児服、ベビー用品、浴衣、水着、UV関連商品、レイングッズなどの動きは良かったものの、男児半袖Tシャツ、ベビーインナー、紳士装飾品などの動きは鈍かった。