日本チェーンストア協会が2019年10月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数55社(店舗数10,522店)の販売データをまとめたもので、総販売額は9,751億9,015万円(前年比4.1%減)でした。
概況として10月は、駆け込み需要の反動減、気温が高めで推移するなど天候要因などもあり、食料品、衣料品、住関品ともに苦戦したことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は613億3,675万円で、前年同月比15.1%減でした。
部門別では、
紳士衣料 112億8,946万円(前年比20.0%減)
婦人衣料 166億4,424万円(前年比16.6%減)
その他衣料 334億305万円(前年比12.5%減)
紳士衣料は、紳士衣料は、カジュアルパンツ、カジュアルウェアなどはまずまずの動きだったが、スーツ、フォーマル、ドレスシャツ、アウターなどは苦戦した。
婦人衣料は、婦人衣料は、ブラウス、カジュアルシャツ、ジャンパーなどはまずまずの動きだったが、羽織物、レギンス、デニムパンツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、婦人パジャマ、男児・女児子供服、子供インナー、レイングッズ関連商品などの動きは良かったものの、紳士肌着、ベビーウェア、紳士靴下、紳士靴、婦人ブーツなどの動きは鈍かった。