2019年11月9日

令和元年度「現代の名工」に早藤博文氏

厚生労働省は令和元年度の卓越した技能者(通称「現代の名工」)の表彰対象者150人を発表しました。11月11日に東京・リーガロイヤルホテル東京で表彰式を行います。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07714.html

今回、京都市のハヤトウクリーニング本店・早藤博文(はやふじ・ひろふみ)さんも選ばれました。その技能功績の概要は、
プレス機に頼らずハンドアイロンを使用し、適度なアイロン熱、噴霧器による水分(湿度)、アイロンを当てる圧力、及びドレスシャツの部位に応じた補助 器具の馬(様々な形状の小型のアイロン台)の使い分けに係る総合的な技法を有している。 特に、仕上げの最大の目的の「シワ伸ばし」から美しい「シルエットの復元」(品位・立体・シャープ)に力点を置き、卓越した技能を有している。
「卓越した技能者の表彰制度」は昭和42年に創設。卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するもの。技能の世界で活躍する職人や技能の世界を志す若者に目標を示し、技能者の地位と技能水準の向上を図ること、また、技能者の模範として、将来を担う優秀な技能者の確保・育成を進め、優れた技能を次世代に承継していくことを目的としています。