2020年1月23日

12月のチェーンストア販売、衣料品7.6%減

日本チェーンストア協会が2019年12月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数55社(店舗数10,550店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,883億9,655万円(前年比3.3%減)でした。
概況として12月は、食料品、衣料品、住関品は気温が高めで推移したこともあり季節商品を中心に動きが鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は810億5,372万円で、前年同月比7.6%減でした。
部門別では、
紳士衣料  149億6,103万円(前年比11.9%減)
婦人衣料  189億9,605万円(前年比8.1%減)
その他衣料 470億9,664万円(前年比5.9%減)

紳士衣料は、ドレスシャツ、カーディガン、トレーナー、ポロシャツなどはまずまずの動きだったが、スーツ、ジャケット、コート、スラックス、アウターなどは苦戦した。

婦人衣料は、フォーマル、セーター、カジュアルシャツ、トップスなどはまずまずの動きだったが、スラックス、ニット、ボトム、カットソー、アウターなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、女児服、ベビー用品、スクール関連、レイングッズなどの動きは良かったものの、紳士・婦人肌着、子供パジャマ、婦人ストッキングタイツ、帽子・手袋、ひざ掛け、婦人ブーツなどの動きは鈍かった。