日本チェーンストア協会が2021年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数11,845店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,362億9,316万円(前年比4.6%増)でした。
概況として7月は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策に係る政府からの行動自粛要請等により内食化需要は続いており、食料品は農産品、畜産品は苦戦したが他の部門が堅調に推移し全体をカバーした。衣料品は一部の商品に動きが見られ、住関品もまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は660億9,522万円で、前年同月比2.8%増でした。
部門別では、
紳士衣料 116億6,467万円(前年比4.8%増)
婦人衣料 190億6,805万円(前年比2.2%増)
その他衣料 353億6,250万円(前年比2.5%増)
紳士衣料は、半袖ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ショートパンツ、ポロシャツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、ジャケット、スラックス、ブルゾンなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、カラーフォーマル、ブラウス、カジュアルシャツ、Tシャツ、レギンスなどはまずまずの動きだったが、フォーマル、スラックスなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人半袖パジャマ、紳士・婦人リラクシング、紳士・婦人インナー、婦人下着、女児ワンピース、ベビー用品、スニーカー、紳士・婦人・子供水着、日傘、帽子などはまずまずの動きだったものの、子供用キャラクターボトムス、子供肌着、ストッキング、婦人靴・バッグ、レイングッズなどの動きは鈍かった。