日本チェーンストア協会が2023年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数54社(店舗数10,702店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,062億709万円(前年比3.4%増)でした。
概況として4月は、食料品は節約志向の高まりから買い控え傾向が強くなる中、店頭価格の上昇もあり良かった。衣料品は入学・ビジネス関連がまずまず動き、住関品も行楽需要などもあり動きが良く、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は662億3,096万円で、前年同月比0.2%増でした。
部門別では、
紳士衣料 108億9,277万円(前年比4.1%減)
婦人衣料 167億7,503万円(前年比2.9%増)
その他衣料 385億6,316万円(前年比0.4%増)
紳士衣料は、スーツ、フォーマル、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、カーディガン、カジュアルシャツなどはまずまずの動きだったが、トレーナー、半袖シャツ、半袖Tシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、スーツ、フォーマル、コート、カジュアルシャツ、カジュアルパンツ、カットソー、トップスなどの動きは良かった。
その他衣料・洋品は、紳士インナー、婦人スニーカー、婦人バッグ、靴、鞄、帽子などは動きが良かったが、紳士・婦人リラクシングウェア、婦人・子供肌着、スクール衣料、子供衣料、ベビー服、靴下、傘などの動きは鈍かった。