2023年5月24日

4月の百貨店売上、衣料品10.6%増

日本百貨店協会が2023年4月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店70社181店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,088億円、前年同月比で8.6%増。14カ月連続のプラスとなりました。
4月の特徴としては、増勢が続くラグジュアリーブランドなどの高付加価値商材に加え、天候与件や旅行・行事に伴う外出機会の増加、マスク着用ルール緩和などから、身のまわり品や衣料品、化粧品などが高い伸びを示した。
二桁の伸びを示した衣料品と身のまわり品は、外出機会の増加や気温上昇などから、フォーマルやビジネス、カジュアルなど、幅広いアイテムで動きを見せた。アウターや軽衣料、バッグ、アクセサリー、靴、 旅行用品も引き続き好調だった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,206億3,941万9千円で、前年同月比10.2%増。14カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 246億5,719万3千円 (前年比10.6%増)
  • 婦人服・洋品 796億1,112万4千円 (前年比13.3%増)
  • 子供服・洋品 99億7,561万9千円 (前年比5.0%減)
  • その他衣料品 63億9,548万3千円 (前年比0.1%増)
となっています。