2009年4月22日

3月のチェーンストア販売、衣料品11.4%減

日本チェーンストア協会が3月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数70社(店舗数8,056店)の販売データをまとめたもので、概況としては、景気の悪化に伴う雇用や所得に対する先行不安感を背景に、生活者が節約志向を一層強めていることに加え、月後半顕著な低温となったことから、春物を中心に衣料品、住関品が苦戦し、総販売額の前年同月比は4ヵ月連続のマイナスとなった、と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,121億986万円で、前年同月比11.4%の減少。前月比では26.9%増でした。
部門別では、
紳士衣料  187億9,796万円(前年比11.9%減)
婦人衣料  357億4,995万円(前年比15.0%減)
その他衣料 575億6,195万円(前年比 8.7%減)

紳士衣料は、ドレスシャツ、学生服、ワンマイルウェアは好調だが、ジャケット、スーツ、スラックスは不調。
婦人衣料は、フォーマルは好調だが、スーツ、コート、ジャケット、カットソー、パンツは不調。
その他衣料・洋品は、婦人靴下は好調だが、肌着、パジャマ、婦人カジュアル靴は不調。
という動きだったようです。